絶対訪れるべきウィーンのシンボル「シュテファン大聖堂」

オーストリアの首都、ウィーンに旅行するならば、絶対に訪れるべきウィーンのシンボルとも言われる建造物があります。それはシュテファン大聖堂という巨大なゴシック様式の大聖堂。街の中心に位置しているので、観光をする際には何度も通りかかることになると思いますが、外から眺めるだけではなく、ぜひ中にも足を踏み入れてみてください。その美しさに感動すること間違いなしです。

 

シュテファン大聖堂ってどんな建物?

 

シュテファン大聖堂は、ドイツ語でStephansdom(シュテファンスドーム)と呼ばれます。この聖堂は、12世紀の半ばにロマネクス様式の教会として建設がはじまりました。何百年にもわたって幾度も改築が繰り返されてきた建物ですので、様々な時代のウィーンの建築様式を見ることができる面白さがあります。

シュテファン大聖堂の外見は14世紀から15世紀のゴシック様式です。これは、オーストリア公ルドルフ4世が、大聖堂の主要部分をゴシック様式に建て替えるよう命じたからです。内部の祭壇はバロック様式でできており、大聖堂で最も古い正面入り口の門は13世紀のロマネスク様式でできています。

 

シュテファン大聖堂の塔

 

シュテファンス大聖堂には4つの塔があります。天を突き刺すかのような細長い南塔は特に印象的です。136,44メートルという高さがありますので、町中どこからでも大抵この塔の先っぽをみることができます。ウィーンで迷子になったら、空を見渡せばどこかにこの南塔が見えるから、そちらに向かってあるけば中心地に帰れるよ、なんて冗談を言う人達がいるくらいです。

シュテファン大聖堂の大部分は無料で見学することができますが、一部のゾーンは有料での見学となっています。シュテファンス大聖堂の北塔南塔と呼ばれる2つの塔は有料で上ることができます。

■北塔

北塔か南塔、どちらかで良いのだけれど、どちらに上ればよいのかな、と迷った場合、筆者のお勧めは北塔です。

北塔は南塔よりも高さ自体は低いのですが、エレベーターで上ることができます。

エレベーターの料金は大人が5,5ユーロ、6歳から14歳までの子どもが2ユーロです。

エレベーターで上に着くと、外の展望スペースに出ることができ、シュテファン大聖堂のモザイクの屋根を間近で眺めることができます。

歴史ある古い街並みを見渡すのはとても感動的!

ちなみにこの北塔、9時から17時半という時間に加えて、19時から21時半にも上ることができます。昼間の景色も美しいですが、夜景もたいへんロマンチックですので、カップルにお勧めです。

■南塔

北塔よりも南塔に上りたい!と言うのはたいてい子どもたちです。

約137メートルあるSteffel(シュテッフェル)という愛称で地元の人たちに愛されているこの塔には、エレベーターがありませんので、343段の階段を上って頂上に向かう必要があります。

南塔に上るのは有料で大人は4,5ユーロ、子どもは1,5ユーロです。

こちらが南塔の入口。入ったところで料金を支払います。

南塔の階段は、とても狭いらせん階段です。

上る人も降りる人も、同じ階段を使うのですれ違う時には注意が必要です。

半分も上るとかなり疲れてくると思いますが、塔の所々には小さな小窓がついており、ウィーンの景色を見ることができますので、また元気が湧いてくるでしょう。

頂上には北塔のような屋外の展望スペースはありませんが、屋内の展望スペースから窓を通して外の景色を眺めることができます。

屋内展望スペースはお土産屋さんになっており、ガイドブックや絵葉書などを購入することができます。

南塔は北塔と違い、訪れることができるのは9時から17時半のみとなっています。

 

ウィーンっ子はみんな知ってるプンメリン

 

ゴーン、ゴーン、、、

ヨーロッパの街を歩いていると、教会の鐘が時を告げる音が響いてくるのを耳にすることがあります。

シュテファン大寺院にも、Pummerinプンメリン)と呼ばれる大きな鐘があります。この鐘は普段は使われていないのですが、大晦日から新しい年に変わる瞬間など、特別なときに鳴らされることになっています。

この鐘が一番初めにシュテファン大寺院に設置されたのは1711年のことでした。

プンメリンは当時は南塔に設置されていました。

第二次世界大戦の末期に、シュテファン大聖堂は空襲で屋根が崩れ落ちるなどの大きな被害を受けました。その際プンメリンは塔から落ちて壊れてしまったのです。

しかしウィーンの人々はその壊れたプンメリンと、ほかの鐘を合わせて再鋳造し、新しいプンメリンを作り出したのです。

その大きさは314cm!重さはなんと21トン以上という巨大な大鐘です。

現在では北塔に設置されていますので、エレベーターに乗って是非見に行ってみてください。

 

カタコンベ

 

ちょっと特別な体験をしてみたい、という方はシュテファン大聖堂のカタコンベ(Katakombe)を訪れてみてはいかがでしょうか?

カタコンベとは地下墓所という意味。そう、お墓なんですね。

カタコンベの入口は、シュテファン大聖堂を入って左前方、祭壇の近くにあります。

カタコンベの見学はツアーでのみ可能です。料金は大人が5,5ユーロ、14歳までの子どもが2ユーロ。所要時間は約30分です。

カタコンベへと続く階段の手前に「Meeting point」と書かれた看板と、次回のツアーの時間が書かれていますので、見学希望者はその看板の前で待ちましょう。時間がくるとガイドがやって来て、ツアーが開始されます。

このカタコンベには15世紀にヨーロッパを襲ったベストで亡くなった人たちが眠っています。ほかのヨーロッパの国々と変わらず、病気の大きな被害を受けたウィーンでも15万人の人々が亡くなったと言われています。

シュテファン大聖堂のカタコンベには、このペストの被害者約2000人の遺骨と、司教やハプスブルク家の遺骨が今でも眠っています。

内部は暗く、スリリングな雰囲気。骨がむき出しのまま置かれているところもあるので、怖いのが苦手な人は避けたほうがよいツアーかもしれません。

ツアー料金は、ツアー終了後直接ガイドさんに支払いましょう。

 

Stephansdom

住所: Stephansplatz, 1010 Wien

電話:  +43 1 51552 3054

営業時間: 月曜日から土曜日 7:00~22:00、日曜日 6:00 ~22:00

アクセス: Stephansplatzから徒歩30秒




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