ウィーン楽友協会で一流の音楽に触れてみよう!

オーストリアの首都ウィーンは、「音楽の都」と呼ばれています。モーツァルト、ハイドン、ベートーベンなど、偉大な音楽家たちが生活をし、音楽を奏でたこの街では、今でも一流の音楽家たちによる、多くのクラシック音楽の演奏会が開かれています。今回は、ウィーンの数あるコンサートホールの中でも特に有名な、ウィーン楽友協会をご紹介したいと思います。

1. ウィーン楽友協会ってどんな所?

ウィーン楽友協会(ドイツ語: Wiener Musikverein (ヴィーナー ムジクフェライン))は、デンマークのコペンハーゲン出身の建築家で、ウィーン美術アカデミーを出た、テオフィール・ハンセンによって設計されたコンサートホールです。

19世紀半ばまでは、ウィーンには大きなコンサートホールがありませんでした。かつては音楽家といえば、教会や王侯貴族に雇われているものであり、ミサや催し物の為だけに音楽を作曲したり、奏でたりするのが普通でした。しかしこの時代になると、市民を聴衆として自主的にコンサートを開き活躍する、フリーランスの音楽家たちが増えてきたのです。そのため、増加する聴衆に対応するため、大規模なコンサートホールの建設が皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に請願されました。1863年、皇帝によって現在の楽友協会がある位置に敷地を与えられ、1867年に建設が開始、3年後の1870年に楽友協会は完成しました。

楽友協会内には大小合わせて7つのホールがありますが、最も有名なのが「黄金のホール」と呼ばれる、Großer Saal(グローサー ザール)。日本語で大ホールという意味です。

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天井の豪華な絵画、柱に施された美しい装飾、ホール全体は金色に輝き、まるで宝石箱の中にいるのではないかと錯覚してしまいそうです。

舞台の床の下と天井の上は空洞になっており、音がより美しく共鳴する構造になっています。

2. ウィーン楽友協会で行われるコンサートのチケットの取り方

せっかくウィーンにいるのですから、一度は美しい黄金のホールでコンサートを聴いてみたいですよね。でも、コンサートのチケットはどうやって取ったらよいのでしょう?

まず、一番簡単なのは現地のチケットオフィスで購入するという方法。

■現地のチケットオフィスでチケットを購入する

楽友協会の正面に向かって左側面、Bösendorferstraße(ベーゼンドルファーシュトラーセ)に面した場所に、楽友協会で行われるコンサートのチケットを販売しているチケットオフィスがあります。

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Konzertkassaと書かれている扉が、チケットオフィスの入り口です。その奥の扉は関係者の出入りする楽屋口なので、間違えて入ってしまわないように注意して下さいね。

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チケットオフィスの窓口で、チケットを購入したいコンサートを伝えると、どのカテゴリのチケットが買いたいか尋ねられます。カテゴリによって、チケットの値段は変わってくるので、予算に合わせたカテゴリを選ぶようにしましょう。どの辺りに座りたいか希望があれば、座席表を見せてもらいましょう。座りたい場所を指で示すだけで大丈夫。空席があれば、購入することができます。

でも、人気のコンサートは現地に行ってから購入しようと思っていたら、もう売り切れ、なんてこともありますよね。

絶対聞き逃したくない、人気のコンサートは、インターネットやメール、ファックスや電話で事前購入をしておくことをお勧めします。ここでは、インターネットで楽友協会のチケットを予約する方法を詳しくご紹介したいと思います。

■インターネットでチケットを購入する

インターネットで楽友協会のコンサートを購入するためには、まず楽友協会のホームページを開きます。

https://www.musikverein.at/?lang=jp

日本語もあるので、とても分かりやすいです。

チケットを購入するためには、会員登録をして、ホームページにログインする必要があります。必要な情報を打ち込んで会員登録すると、すぐホームページにログインできるようになります。

さて、チケットの購入を進めて行きましょう。ページ左の「コンサート」からコンサートカレンダーのページを開き、聴きたいコンサートを選んでクリックします。チケットのカテゴリーと値段を選び、枚数を入力した後、カートのマークをクリックすれば、お勧めの席が選ばれるので、支払いのページに移動して、チケットを購入しましょう。

もしも、自分で座席を指定したい場合は、「希望座席のチケット」というチケットをクリックしましょう。黒い座席は、既に売れてしまった座席です。黄色い座席はまだ購入できる座席なので、その中から希望の席を選び、座席表の下の赤い一本線をクリックすると、支払いのページに移動するので、そこでチケットを購入することができます。

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ちなみにこちらは楽友協会の立ち見席(Steheplatz(シュテーエプラッツ))、から見た舞台の景色。立ち見席は、なんと5ユーロ程度と破格の値段で購入することができます。ただし、長いコンサートを立ちっぱなしで見るというのは、なかなかの体力勝負。もしも立ち見席でコンサートを鑑賞するのならば、履き心地の良い靴を履いて挑みましょう。

■チケットの発売開始日

通常、楽友協会主催によるコンサートの前売りは、※メンバーシップ会員向け発売開始はコンサート日の2か月前から、一般向け発売開始は、その一週間後からです。楽友協会以外で主催されているコンサートはその限りではありません。
※年間72ユーロ(24歳まで10ユーロ)を支払う必要がありますが、チケットの割引や優先販売など様々な特典があります。

■チケットのキャンセルと受け取り方法

インターネット、メール、ファックス、電話などで申し込まれたチケットの支払いは、申し込み時に決済されるため、キャンセルすることはできません。注文は慎重にするようにしましょう。

予約したチケットは、チケットオフィスの営業時間内(月曜日から金曜日: 9時から20時、土曜日: 9時から13時、7月と8月: 月曜日から金曜日の9時から12時のみ)、または当日開演1時間前より、チケットオフィス窓口で引き取ることができます。コンサート開演前にチケットを引き取りたい場合、開演直前は窓口が混雑することもあるので、時間に余裕をもって行くと良いでしょう。引き取りの際には、予約に使用したクレジットカード、または予約確認書が必要です。忘れずに持って行くようにしましょう。電話予約をした場合、予約確認書はありません。

3. ガイドツアー

楽友協会には、建物を隅々まで見て回ることができる、ガイドツアーがあります。ガイドツアーは基本的に月曜日から土曜日の13時と13時45分に、英語とドイツ語で行われています。

料金は大人が6,5ユーロ、16歳以下の学生が4ユーロ、12歳以下は無料です。リハーサルの都合上、ツアーがキャンセルされてしまうこともあるのですが、運が良ければ、憧れのオーケストラのリハーサル前の風景などに遭遇できるかもしれません!

チケットは、チケットオフィスで購入できますが、土曜日や夏期は、ガイドツアーが始まる前にチケットオフィスは閉まってしまうので、インターネットで購入しておいた方が無難かもしれません。インターネットでの購入を忘れてしまい、チケットオフィスも閉まっている場合には、待ち合わせ場所の楽屋入口(Künstlereingang)でツアーが始まるのを待って、ガイドさんに相談してみましょう。

まとめ

クラシック音楽好きな人はもちろん、普段はあまり興味がない人も、世界的に有名なコンサートホールである楽友協会、見ているだけでその美しさに感動すること間違いなしなので、是非一度訪れてみてくださいね。

Gesellschaft der Musikfreunde in Wien, Musikverein
住所:Musikvereinsplatz 1, 1010 Wien
E-Mail: tickets@musikverein.at

Tel: +43 01 5058681

アクセス:地下鉄1,2,4号線のKarlsplatz駅下車、徒歩2分




1 個のコメント

  • はじめまして。
    12月に初めてウィーンに行きます。
    情報収集のために検索していたらこちらのブログに辿り着きました。
    とても細かなわかりやすい説明で旅行の参考にさせていただきたいと思います!
    突然のコメント失礼しました。

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