ウィーンの「音楽の家」でクラシック音楽の世界を体感しよう

モーツァルトやベートーベンなど、数多くの有名なクラシック音楽家が暮らしたウィーンには、音楽の都ならではの楽しい博物館があります。ウィーン1区にあるHaus der Musik(ハウス・デア・ムジーク)ではオーストリアが誇るウィーン・フィルハーモニー交響楽団博物館を見学したり、音で遊べる数々のシミュレーションゲームを体験することができます。

 

「音楽の家」地階

 

音楽の家はウィーン1区の観光地の真ん中にあり、大変訪れやすい場所です。Seilerstätte(ザイラーシュテッテ)、Annagasse(アンナガッゼ)、Kruger Straße(クルーガーシュトラーセ)の3つの通りに面しているこの建物は、それぞれの通り上に入口があり、どこの通りからでも入れるようになっています。

音楽の家に入館すると、地階は大きなエントランスになっています。エントランスにはグランドピアノが置かれており、「弾きたい人は係員に声をかけてください」と書かれていたり、子ども用の音で遊べるゲームが置いてあったりしました。

また、小さいですが「Nicola」(二コラ)というカフェもあります

レジとクロークはエントランスの一番奥です。

音楽の家の入場料

大人 13ユーロ

学生、シニア 9ユーロ

子ども(3歳から12歳) 6ユーロ

3歳未満無料

となっています。

レジのすぐ右側が博物館に通じる階段になっています。

 

地階から2階への階段

 

音楽の家の2階へ上る最中、階段が白と黒に色分けされていることに気づくでしょう。

そう、これはピアノの鍵盤と同じ色なんです。

階段をピアノの模様にするなんてかわいいな、と思って階段に足をのせてみると、

あれ?!なんと音が鳴るではありませんか。

このピアノの色の階段、ただ色が付けられているのではなく、本当にピアノの鍵盤と同じように音が出るんです。

よく見ると、壁にはどの鍵盤に足を乗せたらどの音がでるかの説明も書かれています。遊びながら音楽を学べる仕掛けになっているんですね。

音の鳴る階段で心ゆくまで遊んだら、2階に進みましょう。

 

音楽の家の2階

 

音楽の家の2階はウィーンフィルハーモニー博物館になっています。ウィーン・フィルハーモニー交響楽団と言えば、クラシック音楽ファンの人で知らない人はいない世界最高峰のオーケストラです。

このウィーンフィルハーモニー博物館では、そのオーケストラの歴史や貴重な展示品の数々を見ることができます。

階段から上がってすぐの廊下には、ウィーン国立歌劇場の歴史コーナーがあり、壁にたくさんの資料が貼ってあります。

廊下を抜けて、左の部屋に入ると、そこはウェルカムデスク&グッズショップになっています。

この部屋では、ウィーン・フィルハーモニー交響楽団が演奏したニューイヤーコンサートのCDを視聴することができたり、またウィーン・フィルハーモニーのグッズを購入することができます。

ショップの奥の部屋には、コンサート上映劇場があります。この上映劇場ではウィーン・フィルハーモニー交響楽団のニューイヤーコンサートとサマーナイトコンサートを10時から21時までの毎正時鑑賞することができます。

ショップを挟んで、上映劇場と反対側の部屋に入ると、大きなスクリーンの前に2つ、赤色と青色のダイスを投げるための台が置いてあるのが見えます。

これは、ワルツダイスゲームです。

ダイスを振ると、出た目によって決められたメロディーが画面の上に現れます。曲が完成するまでダイスを振り終わると、その曲を演奏してもらえる仕組みになっているんです。

このゲームで遊ぶのは無料ですが、出来上がった曲をプリントアウトしてもらうのには3,5ユーロの料金がかかります。

 

「ワルツダイスゲーム」の隣の部屋は、オットー・ニコライの部屋です。オットー・ニコライとはウィーン・フィルハーモニー交響楽団の創立者です。

この音楽の家の建物は、もともとカール大公の宮殿として建てられたのですが、オットー・ニコライもかつてここに住んでいたことがあったのでした。

歴史を感じる美しい部屋では、オットー・ニコライの像や、ウィーン・フィル創立時の貴重な資料を見ることができます。

 

音楽家の家3階

 

音楽家の家の階段をさらに上り、3階に辿り着くと、急に静かで薄暗くなるので、少し戸惑うかもしれません。

一番手前の部屋は、真っ暗な四角い部屋。部屋の真ん中には半円状のドームのようなものがあり、そこに時々文字や写真が浮かび上がります。

文字を読んでみると、そこには「ここは胎内をシミュレーションしている」と書かれています。

部屋の中には、ザーザーと血液が流れる音、ドクンドクンという鼓動が流れ、とても神秘的な雰囲気です。ベンチもあるので、ゆっくりと目を閉じて座っていると癒し効果があるかもしれませんね。

胎内のシミュレーションの隣の部屋は、知覚実験室となっています。ここでは、コンピューターを使って、様々な知覚に関する情報を得ることができます。説明は英語とドイツ語のみです。

知覚実験室の奥は、楽器の展示室です。

ここに展示してある実際の楽器の数は少ないですが、コンピューターの画面で楽器をクリックすると、その音を聞くことができます。珍しい楽器の音源もたくさんあるので、楽器に興味がある人にはとても楽しいコーナーだと思います。

楽器の展示室を超えて置くに進むと、ポリフォニウムという音楽を聞ける部屋があります。

その奥にはサウンドギャラリーという部屋で、窓ふきや鼻かみなどの日常の音から、土星や太陽の音などスケールの大きい音まで、様々な音を聞くことができます。

 

音楽の家4階

 

音楽の家4階は「偉大な巨匠たち」のコーナーです。ここではハイドン、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、シュトラウス、マーラー、新ウィーン楽派の作曲家たちという、歴史に名前を残した、ウィーンに縁のある偉大な作曲家たちの生涯や歴史が紹介されています。

また、この階の一番奥には音楽の家の人気ゲーム、「バーチャル指揮体験」コーナーがあります。ここでは、画面上のウィーン・フィルハーモニー交響楽団を実際に指揮することができます。

 

音楽の家5階

 

音楽の家5階には、小さな子どもたちのための「動物園コンサート」劇場があります。ここではスクリーンに映った絵本を自分でタッチして音を鳴らして遊ぶことができます。

この階の一番奥には大きなショップがあり、ここではかわいい音楽がモチーフになった様々なグッズを購入することができます。

 

Haus der Musik

住所: Seilerstätte 30

電話: +43 1 513 48 50

開館時間: 毎日10:00~22:00

アクセス: Karlsplatzより徒歩5分




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