音楽の都でオペラ鑑賞を。ウィーン国立歌劇場

みなさんはウィーンに、とても美しい国立歌劇場があることをご存知でしょうか。

せっかく音楽の都ウィーンを訪れるのならば、思い切ってオペラ鑑賞などしてみてはいかがでしょう?

「オペラなんて難しすぎて理解できない!」と敬遠される方もいらっしゃいますが、ウィーン国立歌劇場のオペラには日本語字幕があるのできっと楽しめるはずです。今回はウィーン国立歌劇場についてお話ししたいと思います。

 

ウィーン国立歌劇場の歴史

 

ウィーン国立歌劇場は、ドイツ語でWiener Staatsoper(ヴィーナー・シュターツオーパー)と言います。

観光に便利な街の中心地Karlsplatz(カールスプラッツ)という地下鉄の駅を出て、すぐの場所に建っているので、観光でウィーンを訪れるのならば必ず目にすることでしょう。

ウィーンには、かつて城壁がありました。

しかし皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がウィーンを統治していた時、その城壁を壊し街を広げるというプロジェクトが起こりました。

壊された城壁があった場所にはリンク通りという大きな道路が建設されることになり、道路沿いにいくつかの建物が建造されることになりました。

そのウィーン都市大改造計画の一環として、ウィーン国立歌劇場はウィーン市庁舎やブルク劇場などと共に建設されたのです。

1869年、皇帝夫妻のフランツ・ヨーゼフとエリザベートが隣席のもと記念すべきこけら落としが行われました。そのプログラムはモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」でした。

1945年、歌劇場は第二次世界大戦の爆撃で正面玄関と大階段、ティーサロンを除くすべての部分が破壊されるという、大きな被害を受けました。

しかし、爆弾は音楽を愛するウィーンの人たちの心まで破壊することはできませんでした。被害を受けた1945年、すでにウィーン国立歌劇場の再建がなされることが決定されました。

それから10年という時をかけて1955年、ウィーン国立歌劇場は再建されました。

再建後初めて公演されたカール・ベームが指揮するベートーヴェンの「フィデリオ」は、現在まで語り継がれる歴史的公演となっています。

ウィーン国立歌劇場では、グスタフ・マーラー、リヒャルト・シュトラウス、カール・べーム、ヘルベルト・カラヤンなどの錚々たる名指揮者たちが音楽監督を務めました。

2002年から2010年までは日本人指揮者、小澤征爾も音楽監督として就任していました。

 

ウィーン国立歌劇場の演奏シーズン

 

世界的に有名なウィーン国立歌劇場は、9月のシーズンスタートから6月の終わりまで約300日間、約50のオペラと約15のバレエ作品が上演されています。

7月8月はシーズンオフで公演が行われていないので、ウィーンにオペラを聴きにこようと思っている方たちは、この期間をさけて航空券を予約するようにしてくださいね。

週や月の固まりで同じ演目が上演され続けるスタイルではなく、毎日違うプログラムが行われている劇場ですので、ウィーンへ旅行で短期間しか滞在できない場合でも、いくつものオペラを鑑賞できます。オペラファンにはとても嬉しいスタイルですね。

 

プログラムはどこで見ることができるの?

 

ウィーン国立歌劇場の公演スケジュールは、ウィーン国立歌劇場の公式ホームページでチェックするとよいでしょう。

ウィーン国立歌劇場公式ホームページ公演スケジュール

https://www.wiener-staatsoper.at/spielplan-tickets/liste/

 

オペラのチケットはどうやって購入すればいいの?

 

ウィーン国立歌劇場のオペラのチケットを購入する方法はいくつかあります。

■直接窓口で購入する

ウィーン国立歌劇場の正面玄関を入った場所にあるチケットボックス、または国立歌劇場の右側面にあるチケット販売窓口で購入することができます。

■国立歌劇場近くのチケットオフェスで購入

ウィーン国立歌劇場の左側面側の道路を渡ったところに、Bundestheater(ブンデステアター)というチケットオフェスがあり、ここでも購入が可能です。

■公式サイトで購入

現地で購入するよりは、日本から予約していきたい、という方にはウィーン国立歌劇場の公式ホームページで購入することをお勧めします。公演スケジュールから行きたい演目を選んで、「チケット」と書いてあるボタンを押して購入手続きを進めることができます。

チケットの購入は公演日の2か月前から可能です。

座席表を見て、空席の中から好きな場所を選択することができます。

■立ち見席を立ち見席専用窓口で購入

ウィーン国立歌劇場には、立ち見席があります。

この立ち見用のチケットを購入するには立ち見席専用の窓口に行く必要があります。

立ち見席専用窓口は、ウィーン国立歌劇場の左側面にあります。

立ち見席のチケットは当日しか購入することができません。

人気のある公演の場合、行列ができることがほとんどですので、立ち見席用のチケット売り場の窓口を見つけることは難しくないでしょう。

 

オペラのチケットの値段

 

「オペラのチケットって高そう」というイメージがありますが、座席や公演の種類によってはとても安いものもあります。

座席と公演ランクが共に高いチケットですと300ユーロ近くしますし、公演ランクが低い演目ですと10ユーロ前後で購入することができます。

公演ランクが高い演目で安い席を購入すると、舞台がほとんど見えないような席の可能性が高いので注意が必要です。現地でチケットを購入する場合は、舞台が良く見える席か確認して購入されることをお勧めします。

 

立ち見チケットっていくらくらいなの?

 

オペラの通常チケットが予算な方や、ちょっとだけオペラの雰囲気を楽しんでみたい、という方にお勧めなのが立ち見のチケット。

ドイツ語で立ち見席はSteheplatz(シュテープラッツラッツ)と言います。

Stehparterre(シュテーパルテッレ)という一階の奥のスペースは4ユーロ、 Balkon(バルコーン)とGalerie(ギャレリー)という上の階のスペースは3ユーロで購入できてしまうのです。激安ですよね!

立ち見席には専用の字幕がないところがちょっと残念なのですが、純粋に音楽や舞台の雰囲気を楽しみたい人にはお勧めです。

立ち見席が販売されるのは公演の80分前ですが、その時間に行くとすでに長蛇の列ができていることも少なくありません。見逃せない公演の場合は、早めに行って並ぶようにしましょう。

チケットを購入して立ち見スペースに入ったならば、柵にスカーフやハンカチなどを結んで、自分の場所を確保することができます。

 

Wiener Staatsoper

住所: Opernring 2, 1010 Wien

電話: +43 1 51444225

アクセス: Karlsplatzから徒歩0分




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です